セルラーV2X通信

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車両とあらゆるものをつなぐセルラーV2X(C-V2X:Cellular Vehicle to Everything)通信は、自動運転とインテリジェントモビリティを強力に後押しする技術となることでしょう。3GPP Release 14を用いたLTEネットワーク(将来的には5Gモバイルネットワーク)を利用した通信が可能になります。また、C-V2Xは、車両同士だけでなく、車両とインフラ、さらには車両とその他の道路利用者を直接接続できるよう設計されています。モバイルネットワークの圏外であっても、C-V2X通信を利用することで、危険が潜在する状況の警告など、一刻を争う安全に関わる重要な情報をやり取りすることができます。初めて行った試験では、LTE V2X直接通信(PC5)およびLTE V2X間接通信(Uu)を対象とした、セルラーV2Xアプリケーションの信頼性とスピードが証明されました。試験は中国の上海にあるコネクテッドカーのパイロットゾーン(別名:A Nice City)で行われ、平均遅延は11ミリ秒、単一のイベントメッセージの遅延時間はわずか8ミリ秒という結果を達成し、試験中のパケット受信率はほぼ100パーセントを維持することができました。他社との共同試験では、緊急ブレーキライトや停止車両警告などのユースケースを想定して、ファーウェイのプロトタイプのC-V2Xモジュールとインフラストラクチャーを活用しました。

IC-Key_Visuals_CES_2018_High_Speed_Cellular_V2X_749_RGB-(1).jpgコンチネンタルは、5G、C-V2X、狭域通信(DSRC、IEEE 802.11p)等のさまざまな無線通信技術を統合・展開し、自動車産業における高度通信技術への独自の市場ニーズを満たすべく、エコシステムと連携した取り組みに力を注いでいます。