路上走行試験(Real Driving Emission:RDE)

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路上走行試験(Real Driving Emission:RDE)

汚染物質の排出量測定基準における、「新欧州ドライビングサイクル(NEDC)」から「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」への移行に直面しています。いずれの試験も実験室で行われるものですが、「路上走行試験(Real Driving EmissionRDE)」と呼ばれる追加が導入され、路上走行中に排出される汚染物質を測定します。

1980年代、理論上の運転パターンに基づき実験室内で排出を測定する試験としてNEDCが考案されました。そして今、世界統一試験サイクル(worldwide harmonized Light Duty Vehicle Test Cycle:WLTC)に代わろうとしています。この試験では、より現実に近い走行実態を示すため、世界中の実際の走行データを使用します。WLTCがより現実を反映したものであっても、欧州連合では試験条件のランダム化が必要と考えられており、車載式排出ガス測定システム(Portable Emission Measurement System:PEMS)を使用することで、公道走行中の、より正確なデータ測定が可能となります。

Real Driving Emissions

2016年末には、欧州連合の加盟国が、乗用車および小型商用車(バン)を対象としたRDE要件の第3次法案パッケージを承認しました。このパッケージは、RDE試験を拡大し、粒子状物質数(Particle Number:PN)の排出もカバーしています。直噴技術を使用するガソリン車には粒子状物質フィルターが高い確率で必要となります。

試験方法が修正され、現在ではエンジンのコールドスタートも対象になっています。これは、都市部の短距離移動ではエンジンが冷たい状態で発進することから、都市公害の原因となっているためです。RDEパッケージ3は、実際の走行時の排出試験を初めて確立したRDEパッケージ1および2に続くものです。この法令ではさらに、PEMSを使用して実際の走行中に排出されるNOx(窒素酸化物)レベルをテストしているかどうかが検証され、実験室性能と路上性能のずれがなくなり、ディフィートデバイスが使用される可能性も制限されます。2番目のパッケージでは、RDE試験で適用される、排ガスが基準を満たすことを求める規制(not-to-exceed:NTE)が設定されています。
使用中(in-service)の適合性に焦点を当てたRDEパッケージ4を最後に、RDEの試験方法がまもなく完成する予定です。
新たな規則が、2017年9月以降に発売される新型車、つまり新しい車両モデルに適用されます。その1年後には、この規則は新たに車両登録されるすべての車両に適用されることになります。

コンチネンタルは、このような流れを受け、ノウハウやカスタマイズ製品を提供し、自動車メーカーが規制に適合し、さらに排出削減できるよう、貢献したいと考えています。環境を守り、地球の未来を救うための取り組みにもなるのです。

シンプルショー「RDE、WLTP、NEDCとは何か‐燃費および排出の測定をわかりやすく説明!」をご覧ください。

この動画では、燃費および排ガスをどのように測定できるかについて説明しています。

 

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